ABOUT

1. 地場環境と観光資源を活用した酒造ツーリズム

中心プロジェクトとして、「山岡酒造」を軸にした酒造体験型ツーリズムを提供します。

  • 山岡酒造は創業150年以上の歴史を持つ老舗で、地元の米と水を使用した「地酒」を製造しています。この蔵を訪問者の体験の場とし、仕込み工程や日本酒の文化を学ぶ機会を設けています。
  • 滋賀県の地理的特徴を活かし、琵琶湖周辺の豊かな水源を紹介。水の性質が酒造りにどう影響するかを体験的に学ぶプログラムを導入します。

具体的には:

  • 酒米の収穫(9~10月)や精米の過程を体験。
  • 醸造シーズン(冬)には、訪問者が杜氏と一緒に仕込みを実施。
  • 完成したお酒を瓶詰めして持ち帰ることで、訪問者に「自分が作った」という実感を持ってもらいます。

2. 地域文化と伝統工芸の複合体験

長浜は、伝統工芸や文化が息づく土地柄を活かして、酒造体験だけでなく、複数のアクティビティを組み合わせた観光商品を提供します。

  • 黒壁スクエアでのガラス工芸体験

長浜は、ガラス工芸が盛んな地域で、訪問者は「黒壁スクエア」にある工房で自分だけのオリジナル作品を制作できます。この活動を通じて、地域の職人技術や美術文化に触れてもらいます。

  • 藍染め体験

地元で生産される藍を使用した染色体験を提供します。藍染めは日本の伝統工芸の一つであり、観光客に自分の作品を持ち帰ってもらうことで、長浜とのつながりを強化します。

  • 酒包み体験

日本酒を包む「風呂敷文化」を学び、持続可能な素材とデザインを活用したギフトラッピング体験を用意しています。

3. 農業と地域資源を組み合わせた体験

長浜は、農業が盛んな地域でもあり、訪問者が地元の農業体験を通じて地域の生活に触れられるように設計されています。

  • 酒米の田植えと収穫体験

訪問者は田植え(5月)や稲刈り(10月)に参加し、自分が植えた米が酒になる過程を学びます。

  • 有機農業体験

無農薬で育てられた野菜の収穫や調理を通じて、地域の食文化や農業の重要性を体験します。

4. 地域の言い伝えやストーリーを紐解く体験

長浜には、地域特有の歴史や言い伝えが数多く残っています。それを体験プログラムに取り入れることで、訪問者に深い物語性を感じてもらいます。

  • 豊臣秀吉と長浜の歴史探訪ツアー
    長浜は豊臣秀吉が初めて築いた城下町であり、彼のエピソードを中心に地域を巡る歴史ツアーを企画。
  • 民話をテーマにしたナイトツアー
    地元の語り部が、長浜に伝わる民話や伝説を語る夜のツアーを提供。地元の古民家や灯籠の明かりを利用した演出も予定しています。

5. トークンエコノミーによる地域活性化

DAOの仕組みを活用し、参加者に地域へのオーナーシップを感じてもらうためのトークンエコノミーを導入します。

  • トークン名:仮) DEO
    • 訪問者が体験プログラムに参加するとトークンが付与され、地域の飲食店や宿泊施設で使用可能。
    • トークン保持者には「山岡酒造の新酒先行購入権」や「特別体験への優先招待」などの特典を提供。
  • NFTの活用
    • 訪問者が参加した酒造体験や工芸作品をNFTとして記録。自分の体験がデジタル上で永久に保存され、長浜とのつながりを形に残します。

6. 人と人のつながりを重視した“余白”の活用

長浜の特徴である「温かい地域性」を活かし、訪問者が地元の人々と自然に交流できるような仕組みを整えます。

  • 地元住民との交流イベント 酒造りや藍染め体験後に、地元の方々との食事会やトークイベントを企画。訪問者が地域の暮らしをより深く理解できるようにします。
  • 空き家再生プロジェクト 地元の空き家をリノベーションして、訪問者が長期滞在できるゲストハウスを設置予定。

7. 長浜の地理的・文化的特性の活用

  • 琵琶湖の近接性 ・長浜は琵琶湖の北部に位置し、湖畔を活かした観光資源(サイクリングツアーやクルーズ体験など)と組み合わせたプログラムも企画しています。
  • 都市部からのアクセス
    京都や大阪、名古屋から電車で2時間圏内に位置し、日帰りから長期滞在まで柔軟なプランを提案できます。


まだまだ、これからだ。
未来は自分たちがつくる。